モノイド閉圏の事例: 計算の方法に関して

ここまで計算してきて感じたこと:

  1. 図(ストリング図)のワイヤーにラベルがないのは分かりにくい。横着せずにワイヤーにラベル(対象の名前)を書いたほうがいい。悪い例は↓
  2. 写像ブロックとデータブロックを区別して書く必要はないかも。「写像ブロック←→データブロック」の入れ替えをよくするので、括弧の書き換えがめんどくさい。どちらも角括弧でいいと思う。
  3. 写像ブロックとデータブロックを統合するなら、セマンティクスも統合したほうがいいだろう。ブロックベースのラムダ計算を構成することになる。
  4. データブロックをひとつの変数で表すブロック変数は便利。ラムダ変数や代入計算の変数にブロック変数が使える。

ブロックベースのラムダ計算を作るなら、次のモノを扱うことになる。

  1. 成分〈コンポーネント〉: 頂点、辺、準同型写像、準同型写像の成分、変形
  2. ALSOペア : ALSOで区切った2成分ブロック
  3. ALSO-ORトリプル : OLSOとORで区切った3成分ブロック

まー、今後使う予定はないから、これから計算デバイスを改良する気力はわかないけど。