「集合圏における可換図式による法則の記述 (C A3P2)」の練習問題への解答です。
内容:
問題 1
結果だけ書いてもあまり意味がないが:
- (_+_)(2, 3) = 5
- (_+_)((_×_)(2, 3), (_×_)(4, 5)) = 26
- (_+_)((_×_)(2, (_)2(3)), (_×_)(2, 3)) = 24
- (_+_)(3, (_+_)(1, 7)) = 11
- (_+_)((_+_)(3, 1), 7) = 11
- (_x_)((_!)(3), (_+_)(1, 1)) = 12
よく分からない、納得がいかないことがあれば、檜山にコンタクトしてください(他の問題に関しても同様)。
問題 2
- (∨)((∧)(1, 1), (∧)(1, 0)) = 1
- (¬_)((∧)(1, 1)) = 0
- (¬_)((¬_)((∨)(1, 0))) = 1
- (∨)((¬_)((∧)(1, 0)), (¬_)((∧)(0, 1))) = 1
問題 3
- (=)((+)(1, 1), 2) = 1
- (∨)((≦)(1, 2), (=)(1, 2)) = 1
- (∧)((≦)(1, 2), (=)(1, 2)) = 0
- (∧)((≦)(1, 2), (¬_)((=)(1, 2))) = 1
- (∧)((≦)(1, 2), (≦)(2, 1)) = 0
- (¬_)((∧)((≦)(2, 2), (≦)(2, 2))) = 0
問題 4
演算 m の結合律(もっと正確に)
集合の要素を追いかける図
等式
演算 m の左単位律
集合の要素を追いかける図
等式
演算 m の右単位律
集合の要素を追いかける図
等式
演算 m のベキ等律
集合の要素を追いかける図
等式
演算 m の左逆元
集合の要素を追いかける図
等式
演算 m の右逆元
集合の要素を追いかける図
等式
関係 r の反射律
集合の要素を追いかける図
等式
関係 r の推移律
Lの定義:
集合の要素を追いかける図
(定義としての)等式
Rの定義:
集合の要素を追いかける図
(定義としての)等式
推移律:
集合の要素を追いかける図
等式
LとRの定義を考慮すると:
述語関数(値を2に取る関数)に関して「… = 1」であるとは、「…が成立する」「…が正しい」と同じ意味なので、
- が成立する
と読める。が、通常「が成立する」は省略する(いちいち書かない)習慣なので、
マックレーンの五角形、三角形
集合の要素を追いかける図
右下でも下右上でも同じ。
集合の要素を追いかける図
右下でも下右でも同じ。