として、
- は、 上の関数=スカラー場 の空間(可換環)
- は、 上のp次微分形式の空間(-加群)
- は、 上の接ベクトル場の空間(-加群)
- は、ホッジスター(双対の同型写像)
以下「」の部分は省略、ダッシュ〈プライム〉を付けると「疑」の意味。接ベクトル=方向微分作用素は次のように略記。
次のように同一視可能:
それぞれの空間の標準基底は以下。横方向に同一視する。
微分作用素も図に書き込む。 の右肩の番号は累乗ではなくて次数。
注意:右列と左列は可換図式になっているが、真ん中の3つの四角形は可換とは言えない。
例えば、スカラー場〈関数〉 に対して を計算するには、「左上の から下に下がって、一番右まで行ってから上に上がり、そこから一番左まで戻る」という経路を辿って計算する。横移動の部分が暗黙の同一視。
さらに、 から、無限小回転ベクトルと並進ベクトルが同一視可能となり、実際はもっとややこしくなる。
- 3次元はラッキー過ぎて、かえってややこしい