「単項式関手のあいだのホムセット」より：
これは、ある種のレンズ（レンズの変種は山ほどある）の圏と単項式の圏のあいだの関係を示している。単項式の圏とは、対象を単項式だけに絞った多項式の圏の部分圏。
アルファベット順がおかしくなるが、行きがかり上、上の同型の文字 をそのまま使い続ける。集合のペアを視認性の観点から縦ベクトル形式
で書く。
集合のペアのあいだのレンズ
を、get/put と呼ぶ2つの写像のペアとして定義する。
特に、 のときは、
となり、元祖レンズになる。
今定義した（いや、ちゃんとは定義してないが「すぐ定義できるであろう」）レンズの圏を とすると、対象類は：
ホムセットは：
冒頭に挙げたホムセットごとの同型から少しゴニョゴニョすれば、単項式の圏とレンズの圏の（圏としての）同型が得られる。
