ダイアグラム・チェイシング(図式に沿った要素の追跡)の代わりに、集合のあいだの同型を使う。
記法を簡単にするために、 のホムセットをブラケットで 、集合圏の内部ホム〈指数 | 関数集合 | アロー型〉をベキ〈累乗〉形式 で書く。
まず、集合圏の指数法則:
シグマ型とパイ型(依存型理論の言葉、圏論では余極限と極限)は次のように書く。
が に依存しない定数のときは:
ホム双関手は、第一変数に関して反変余連続(余極限を極限に移す)、第二変数に関して連続(極限を極限に移す)だから:
米田の補題は:
以上を使って計算する。
したがって、